喘息外来
Asthma Clinic
喘息外来で気管支喘息や慢性の咳症状(咳喘息など)の診断・治療を行っております。
対象疾患 | 気管支喘息、咳喘息など | 診療内容 | 気管支喘息や慢性の咳症状(咳喘息など)の診断・治療を行なっております。 |
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喘息外来
<気管支喘息の症状>
気管支喘息の症状は咳や痰、息苦しさや「ゼーゼー」「ヒューヒュー」という喘鳴などがあります。また、胸の痛みやのどに感じる違和感なども喘息の症状のひとつです。
<気管支喘息の主な検査>
・ 採血検査による末梢血好酸球測定や特異的アレルゲンの同定
どのアレルゲンに対してアレルギー反応が起こりやすいかを確認する検査です。採血した血液とアレルゲンを反応させて、アレルゲンに対する抗体(特異的IgE抗体)が検出されるかどうかをみます。MAST法では一回に36種類ものアレルギーについての検査ができます。
・ 呼吸機能検査
息を思いっきり吸ったときの肺活量(努力性肺活量)、吐き始めてから吐き終わるまでの時間と力いっぱい吐き出したときのの息の強さ(速さ)を測定します。喘息の方の場合、気道がせまくなり、痰がからんでいて息を吐くスピードが遅くなります。
・ 呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)
呼気に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定して気道の炎症状態を評価する、新しい喘息の診断方法です
・ 胸部レントゲン検査
喘息と同じような症状を持つ他の呼吸器疾患との判別や、肺炎などの合併症を知るために行う検査です。
・ その他の検査
必要に応じて心電図検査や心エコー検査、胸部CT検査などを行います。
<喘息の治療>
現代では喘息を根本的に治療する薬はありません。気管支喘息の治療目標は適切な治療薬を継続して使用することで「発作がおこらない状態を長期間続けること」となります。
気管支の炎症を抑える治療を毎日続けることで、徐々に咳が出なくなり、夜よく眠れるようになりますが、少しよくなったからといってすぐに薬をやめてはいけません。気道の炎症が再び悪化し、またすぐに発作がおきてしまいます。自分の判断で薬をやめずに、きちんと治療を続けましょう。