子どものケガ

子どものケガ

Child Injury

こどもの転んだ、ぶつけたなどのケガなどにも子どもに関して、ご家庭のかかりつけ医として対応いたします。

対象疾患 打撲、切り傷、擦り傷、やけど、骨折、脱臼、肘内障等、かかったほうが良いかどうか判断に迷う際には、ご連絡ください。 診療内容 診察、外科的処置、画像検査など。
詳しくは詳細ページをご確認ください。

こどものケガ

こどもは元気に遊んでいる中で、思わぬ怪我をすることがあります。 乳幼児から学童では授業中や屋内外での遊びの中で、中高生では部活中などで、切り傷や擦り傷、刺し傷、打撲や捻挫などの怪我が発生しやすいと言われています。

<怪我をした時の受診の目安>

・ 腫れと痛みが強い
・ 抑えていても血が止まらない
・ 傷が深い
・ 傷口から膿が出ている
上記のときは医療機関を受診しましょう

<頭部を打撲したとき>

とくに頭を強く打ったときは注意が必要です。 頭蓋骨(頭の骨)の内側に出血が起こると生命に危機を及ぼすことが多いので注意が必要です。 頭蓋内出血の症状は、頭を打った後すぐに起こる場合と、1~2日(時には数日)経ってから起こる場合があります。頭をぶつけた時点で何も症状がなくても十分注意してください。頭蓋内出血は頭蓋骨骨折(頭の骨の骨折)とは必ずしも関係しないため、骨に異常がないからといって安心できません。

以下の症状が当てはまるか、または疑わしいときはすぐに医療機関を受診してください。


① 頭痛がだんだん強くなる、あるいは広がっていく時
② 吐き気や嘔吐(食べ物を吐いたり、何も食べないのに物を吐く)が何回も起こる時
③ ぼんやりしてくる時、あるいはほっておくとすぐに眠ってしまい、起こしてもなかなか起きない時、つじつまの合わないことをいう時、物忘れがひどい時
④ めまい、ふらつきがひどい時
⑤ 視力(物を見る力)が弱くなったり、物が二重に見えたりする時
⑥ 言葉がもつれたり、手足の動きがおかしい時
⑦ けいれん(ひきつけ)が起きた時


一般的に、数日間異常がなければ今回の頭部外傷が問題となることはありませんが、時に「慢性硬膜下血種」といって、受傷後数週~数か月して頭の中に血が溜まってくることで上記症状が出てくることがあります。その際は、すみやかに医療機関を受診してください。

◆頭を強く打った当日は次の点に留意してください
 1、できるだけ安静にする
 2、振動するもの(車など)には乗らない
 3、入浴は控える
 4、食事は消化の良いものを少なめにとる

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